2018/4/27 09:17

革新知能統合研究センター・不完全情報学習チーム(チームリーダー:杉山 将)に所属する、東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程の包含(Han Bao)氏が、2017年度AIPチャレンジプログラムにおいて、AIPネットワークラボ長賞(1位)を受賞しました。包氏は、CREST「ビッグデータ基盤」領域(研究総括:喜連川優)の原田達也チームの研究員としてAIPチャレンジプログラムに参加しました。

AIPチャレンジは、CREST研究チームに所属する若手研究者の育成を目的とした、単年度の個人研究支援プログラムです。2017年度は40人の研究者が採択され、成果発表会で採択者の互選により受賞者が決定されます。

※2017年度AIPチャレンジ ラボ長賞受賞者(順位順)はJSTのページをご覧ください。

研究テーマ:類似対データとラベルなしデータに基づく分類
概要:教師付き学習におけるラベリングコストを削減するために、クラスラベルよりも得やすい情報から分類することを目標としています。「2つのデータが同じクラスに属することだけがわかっているデータの対」(類似データ対)があれば、データを分類可能であることを示し、様々なデータセットで実験的にも良い性能を発揮することがわかりました。

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