2025/12/18 13:05

深層学習理論チームの鈴木大慈チームディレクターが第22回(令和7(2025)年度)日本学術振興会賞を受賞しました。

  • 授賞の対象となった研究業績: 深層基盤モデルの基礎理論の創成
  • 授 賞 理 由
    生成 AI が台頭し、AI 技術の社会的重要性が急速に高まっている今日、AI の内部挙動に関する理論的な理解は極めて重要である。鈴木大慈氏は、深層基盤モデルの有効性が本質的にその特徴学習能力に立脚しているという着眼点に立ち、学習メカニズムの包括的解明に関する独創的な研究を行ってきた。
    「深層基盤モデルの優位性の理論」、「学習ダイナミクスの理論」、および、「テスト時推論」といった三つの理論の構築を核として、従来の学習理論では説明ができなかった深層学習の高い能力を理論的に解明した成果は、その優れた研究構想力と精緻な数学的理論展開と共に、国際的に高く評価されている。
    多くの研究者がしのぎを削る研究分野において、その発展を支える重要な理論的基盤を構築し、産業界主導で進む技術革新に対しても学問的な礎を与えた意義・貢献は大きく、次世代 AI の研究開発を牽引する国際的な研究者として、ますますの活躍と飛躍が期待できる。

日本学術振興会賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手の研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的としています。受賞対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、原則45歳未満で博士又は博士と同等以上の学術研究能力を有する者のうち、論文等の研究業績により学術上特に優れた成果をあげている研究者としています。(JSPSウエブサイトより)

詳細はJSPSのウエブサイトをご覧ください。

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last updated on 2025/12/15 10:33研究室