2024/7/12 11:54
第6回「離散最適化と機械学習に関する国際会議」(Conference on Discrete Optimization and Machine Learning)が2024年7月8日から10日にかけて、東京の政策研究大学院大学(GRIPS)で開催されました。世界中から組合せ最適化と機械学習分野の第一線の研究者が集結し、最新の研究成果を共有する貴重な機会となりました。
初日には、当センター長の杉山将教授が「深層学習におけるトレーニングエラーとベイズエラーの関係性」について基調講演を行いました。続いて、連続最適化チームリーダーの武田明子教授が「大規模最適化問題に対するランダム射影」について発表しました。
最終日には、連続最適化チーム研究員のPierre-Louis Poirion博士が「Stiefel多様体上の最適化のためのランダム部分マニホールド法」と題した講演を行いました。
本会議は、離散最適化と機械学習の融合領域における最新の進展を網羅し、今後の研究方向性に大きな示唆を与える有意義な場となりました。詳細なプログラムや各発表の要旨については、今年の会議公式ウェブサイトをご参照ください。
次回の第7回会議は以下の通り予定されています:
- 日程:2025年5月12日〜16日
- 場所:京都大学数理解析研究所(RIMS)
この国際会議シリーズの継続的な成功を受け、来年の京都での開催はさらなる研究交流と革新的なアイデアの創出の場となることが期待されます。次回会議の詳細情報と参加登録については、来年の会議公式ウェブサイトをご確認ください。