2024/11/28 22:42

音楽情報知能チームは三重県桑名市の義務教育学校「多度学園」の校歌をAIを活用して作曲する目的で11月25日にAI作曲体験授業を実施しました。
*多度学園は三重県桑名市に2026年4月に開校する小中一貫校です。

小学生、中学生、および、開校準備委員の約130人が参加しました。参加者は、4人程度が一組となり音楽情報知能チームが構築したAIに基づく作曲支援システムを使い、メロディを変更したい部分を選択し、AIが提示した6つの置き換え候補メロディから好みのものを選択していくことで、徐々に好みのメロディに近づけていきます。

1時間の授業後には各組ごとに校歌となる候補のメロディが生成された。10組が参加する授業を4回行い合計40曲の校歌の候補となるメロディが生成された。今後、40曲のメロディの特徴的な部分を組み合わせて1曲の校歌を作る予定です。

参加者の机には、パソコン画⾯や操作の様⼦を時刻同期して録画する機材が置かれ、最終的に完成する校歌のメロディ素材を誰がいつ選んだのか確認できるようになっています。

桑名市でのAI作曲体験は、AIPと情報経営イノベーション専門職大学(iU)の共同研究による超校歌プロジェクトの一貫として行われました。多度学園の校歌の完成は本年度中を目指しています。

【メディア掲載】

 

 

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last updated on 2024/5/20 09:41研究室