2018/11/2 11:10

「構造的学習チーム」の藤井慶輔研究員、河原吉伸チームリーダーは、力学系の特徴を用いた複雑な集団運動の分類・予測技術に関する特許を国際出願しました(PCT/JP2018/019838)。

本技術は、個体間の距離の時系列などを入力して、クープマンスペクトルカーネルと呼ばれる非線形力学系としての特徴の類似度を計算する手法です。例えば魚の群れモデルが見せる複雑な運動を分類・識別したり、集団スポーツの得点の成否について予測・分類したりすることができます。この技術は、スポーツでは戦術評価・立案・分析時間の削減など、その他の生物集団に対しては力学系の特徴による評価などに役立てる可能性があります。

くわしくは、理化学研究所ウェブサイトの知的財産情報ページをご覧ください。

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