2017/9/14 17:26
2017年9月14日、松山政司内閣府特命担当大臣(科学技術政策)が理化学研究所革新知能統合研究センター(東京都中央区)を視察しました。
松本紘理事長が理研百年の概要を説明した後、杉山将革新知能統合研究センター長がほぼ1年前に発足した革新知能統合研究センターの整備状況と研究概要を説明しました。
その後ディスカッションスペースに移動し、松山大臣は、病理情報学ユニットの山本陽一朗ユニットリーダーらが開発する、がん細胞の形態情報から人工知能を用いて一人一人に最適な治療方法を選択するシステムのプロトタイプ機や細胞情報取得装置を前に、非常に関心深く説明を聞かれていました。また、新しく整備した研究拠点に掲示した、最近の国際会議で発表した研究成果や企業との連携センターの概要を紹介したポスターを熱心にご覧になっていました。
最後に意見交換を行い、松山大臣からは、「Society5.0の実現に向けて、理研の革新知能統合研究センターの取組みは重要と認識しており、しっかり後押ししたい。」とのお言葉をいただきました。