2021/9/17 11:52

近藤孝之(iPS細胞連携医学的リスク回避チーム 客員研究員)、井上治久(iPS細胞連携医学的リスク回避チーム 客員主管研究員)らの研究チームは、株式会社IDファーマ(アイロムグループ100%子会社)との共同研究で、温度感受性センダイウイルスベクターによる転写因子Myod1の外来性強制発現により、ヒトES細胞/iPS細胞から⾻格筋細胞を迅速に分化誘導することに成功しました。そして、この分化過程において熱ストレスが骨格筋細胞への分化誘導効率と成熟化を促進することも明らかにしました。今後、さまざまな疾患の患者さんから樹立したiPS細胞を用いた、病態解明および創薬研究への応用が期待されます。

詳細は京都大学iPS細胞研究所のホームページをご覧ください。

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