2022/5/20 07:37

ヒトのiPS細胞やES細胞の生存に必要な遺伝子の発見
~これまで見過ごされていた、タンパク質レベルで量が制御されている遺伝子群の制御機構解明に向けて~

京都大学iPS細胞研究所の岩崎未央講師と高橋和利准教授らの共同研究グループ*は、ヒトのiPS細胞やES細胞といった多能性幹細胞に、mRNAとタンパク質の量が相関しない遺伝子種類が多いこと、また、それらの遺伝子がヒトの多能性幹細胞の生存に必須であることを明らかにしました。未だにわからないことの多いタンパク質量の制御機構の解明に向けた一歩となる研究です。

本研究には、iPS細胞連携医学的リスク回避チームの山本拓也客員研究員が貢献しています。

本研究成果は4月23日にiScience誌に掲載されました。

論文名
Multi-omics approach reveals post-transcriptionally regulated genes are essential for human pluripotent stem cells

詳細は、iScienceをご覧ください。

関連研究室