2023/3/6 21:57
理研AIPとアラン・チューリング研究所およびエディンバラ大学は、PATH-AI (Privacy, Agency and Trust in Human-AI Ecosystems)プロジェクトに参加しており、共同研究の一環として医療系AIに関する社会調査を行い、その報告書「PATH-AI:人間-AIエコシステムにおけるプライバシー、エージェンシー、トラストの文化を超えた実現方法」を発表しました。
社会におけるAI利活用と法制度チーム チームリーダー中川 裕志が日本側の代表者を務めています。
日本側代表者:中川裕志(理化学研究所・革新知能統合研究センター)
英国側代表者:David Leslie(The Alan Turing Institute ·Public policy programme)
同研究グループでは、covid-19の接触通知アプリ,医療診断チャット,対話型介護ロボットを対象とし、英国側はインタビューによる聞き取り調査、日本側はWebインタフェースによる選択質問と記述回答を併用する方法で調査を行いました。
この調査から得られた結果に関して,以下の2つの報告を発表しました。報告書全文は下記よりお読みいただけます。
- 医療系AIアプリに関する社会調査
1.英国側:人工知能と社会エコシステムの関係性ープライバシー、エージェンシー、信頼性の概念に関する日英の考察: 報告書
2. 日本側:医療系AIアプリに関する社会調査
PATH-AIプロジェクトは、英国研究・イノベーション機構(UKRI)および科学技術振興機構(JST)からの資金援助を受けて実施しています。
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last updated on 2024/5/20 09:54研究室