2020/5/11 13:26

理化学研究所は、その叡智を結集して新型コロナウイルスを克服する術を人類にもたらすべく、特別プロジェクトを立ち上げました。
https://www.riken.jp/covid-19-rd/index.html

AIPセンターが実施する研究テーマ

治療薬・ワクチン開発のための研究

剛性解析による新型コロナウイルスタンパク質の分析
COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2に含まれる各種ターゲットタンパク質の分子構造に対して剛性解析を適用することで、薬剤との結合部位を探索して創薬に貢献します。
分子情報科学チーム

生活や社会を持続させるための研究

新型コロナウイルス流行下における遠隔交流・対話支援システムの開発
外出自粛に伴い他人とのコミュニケーションが減ることで高齢者が認知症になるおそれが高く、高齢者を介護する施設ではクラスター感染が発生しやすくなっています。要介護高齢者が感染すると、症状が回復しても行き場がないために退院できず、病院のベッドをふさいでしまうことになり、医療崩壊につながりかねません。そこで、遠隔交流および人工知能(AI)との対話を支援するシステムを開発し、そのもとで高齢者に対話を促すことによって、認知機能や身体機能の低下を抑制します。
認知行動支援技術チーム

新型コロナウイルス感染症に関するヘイトスピーチ・偽情報の分析
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延に伴うヘイトスピーチや偽情報等の攻撃的な言説の収集、分析を行います。
社会におけるAI利活用と法制度チーム

オンライン初診におけるELSIと対応策の抽出
時限的・特例的に認められたオンライン初診について、対面では生じえなかった倫理的な問題やデータの扱いの課題といったいわゆるELSI(Ethics, Legal and Social Issues)について、オンライン、さらにはAIを用いた初診/問診における課題の分類と対応策の抽出を行います。
科学技術と社会チーム

テレワークが人間に与える影響の調査・改善策の検討
急激に注目を集めてきたテレワーク(在宅勤務)は、作業者側にさまざまな課題をもたらします。たとえば、昔からのVDT問題(作業姿勢等)の他、会話不足、ON/OFFの区切りがないことによる疲労、OFFの作り方、小部屋・小画面でのオンライン会議による疲労、など)。これらについて、諸問題を調査し、改善策の策定を目指します。
科学技術と社会チーム

長期の診療報酬データ(レセプトデータ)を用いた新型肺炎患者の重症化の予測
大規模電子カルテデータや健診データと連結されたレセプトデータを利用して、「性年代とレセプトデータによる過去の既往症・治療・検診データ」のみを使い、機械学習手法により迅速に(数分以内に)新型肺炎の重症度予測を行う手法を開発します。
経済経営情報融合分析チーム

ICT・HPCを活用した新型コロナウイルスの感染症伝播抑止・経済対策および社会センチメントのモニタリング
安全・安心なパーソナルデータ管理運用技術(PLR:Personal Life Repository)を用いてAI・ICT・HPCを相互連携させ、感染リスクの可視化や低リスク経路の推薦、感染伝播シミュレーションと対策立案、経済活動シミュレーションと経済対策立案などにより、新型コロナウイルスの感染拡大を抑止し、社会・経済的影響への対策を構じます。
AIPセンター 分散型ビッグデータチーム観光情報解析チーム人工知能セキュリティ・プライバシーチーム、RCCS 離散事象シミュレーション研究チーム

基礎的な研究やその他の研究

新型コロナウイルス関連学術知識探索支援システムの開発
COVID-19に関する生物医学研究の情報科学的支援を目的として、COVID-19に関連する学術論文3万件およびその他の生物医学論文抄録2千5百万件からなる論文ビッグデータを文書横断的に自動解析するAIシステムを開発します。
自然言語理解チーム知識獲得チーム

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