2024/6/28 10:11
日付：2024年6月27日、場所：福岡アクロス
2024年6月27日、福岡アクロスで開催された第35回 Annual Symposium on Combinatorial Pattern Matching（CPM 2024）のハイライトセッションにおいて、圧縮情報処理チームの田部井靖生チームリーダーが特別講演を行いました。
講演タイトル：Optimal-Time Queries and Constructions of RLBWT in BWT-runs Bounded Space
ハイライトセッションは、組み合わせパターンマッチング分野における最新の研究成果を紹介し、特にこの分野の発展に寄与する可能性のある研究成果を紹介する目的のためのセッションです。
本講演は、2021年と2022年に理論計算機科学分野の主要国際会議であるICALPで発表された以下の2つの論文に基づいています：
- Takaaki Nishimoto, Shunsuke Kanda, Yasuo Tabei: “Optimal-Time RLBWT Construction in BWT-runs Bounded Space”, 49th International Colloquium on Automata, Languages, and Programming (ICALP), 2022
- Takaaki Nishimoto and Yasuo Tabei: “Optimal-Time Queries on BWT-runs Compressed Indexes”, 48th International Colloquium on Automata, Languages, and Programming (ICALP), 2021
講演内容は、ゲノムなど繰り返しの多い文字列の効率的な圧縮フォーマットとしてのrun-length encoded BWT (RLBWT)の最適計算量構築とパターン検索に関するものです。
詳細については、シンポジウムのウェブサイトでご確認いただけます：CPM 2024 公式ウェブサイト
