2021/12/2 17:34
東北大学大学院工学研究科の梅津 光央教授、産業技術総合研究所人工知能研究センターの齋藤 裕主任研究員、亀田 倫史主任研究員、理化学研究所革新知能統合研究センターの分子情報科学チーム津田 宏治チームリーダーらの研究グループは、同グループの先行研究で開発した人工知能と実験を組み合わせる手法を酵素タンパク質の機能改変に適用し、目的とする機能性タンパク質を従来の方法よりも少ない実験で効率よく得ることに成功しました。この実験で得られたペプチド転移酵素は、触媒機能が5倍向上しました。
本手法は、酵素や抗体などの医療・食品・環境で役立つ様々な機能性タンパク質の開発を加速することが期待されます。
この研究成果は、2021年11月19日付(アメリカ時間)で「ACS Catalysis(オンライン版)」に掲載されました。
詳細は東北大学のホームページをご覧ください。
【メディア掲載情報】
日本経済新聞 電子版 2021年12月02日
東北大と理研、タンパク質の機能設計を人工知能によって効率化する手法を開発
NIKKEI WEB
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